2009年7月21日、中国国務院（政府）の国有資産監督管理委員会（国資委）が発表した統計によると、09年上半期（1−6月）の中央企業（同委直属の国有企業）の利益総額は前年同期比26．2%減の3160．3億元だった。大幅な下落だが、下落幅は1−5月より5．3ポイント縮小して回復傾向にある。6月単月の利益は751．9億元で、5月より29．5％増加した。

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中央企業は約130社で、中国石油天然気（ペトロチャイナ）や東風汽車、中国移動通信（チャイナモバイル）といった有力企業も含む。国が国有企業改革として赤字企業の経営にメスを入れ、再編を進めていたさなかの08年末、世界金融危機のあおりを受けた不況の波に直撃され、業績は大きく悪化した。（翻訳・編集/東亜通信）