「鳥の巣」のあこぎな商売=中国市場経済の遅れを象徴―中国紙

Record China    2009年7月24日(金) 13時18分

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2009年7月22日、人民日報は記事「鳥の巣のぼりすぎ商売:コップ1杯の水が10元」を掲載した。五輪メイン会場だった北京国家体育場(通称は鳥の巣)ではあまりにもあこぎな商売が行われているという。写真は北京国家体育場。多くの観光客が訪れている。

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2009年7月22日、人民日報は曲哲涵(チュー・ジャーハン)氏の署名記事「鳥の巣のぼりすぎ商売:コップ1杯の水が10元」を掲載した。五輪メイン会場だった北京国家体育場(通称は鳥の巣)ではあまりにもあこぎな商売が行われているという。

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さきごろ曲氏は「鳥の巣」で行われたコンサートを見たという。6万人もの観客が集まるなか、素晴らしいイベントだったとたたえている。一方、不愉快なこともあったという。それがミネラルウォーターの価格だ。コップ1杯の水がなんと10元(約140円)という値段で売られている。入場時に安全検査があり飲み物を持ち込むことはできないが、猛暑のなか3時間も続くイベントで水を飲まないわけにもいかないため、暴利と知りつつも買わざるを得ないという。

こうした暴利を貪っているのは鳥の巣だけではない。観光地の食事、移動手段や空港内のレストランなど例を挙げれば枚挙にいとまがないほどだ。曲氏は市場経済の先進国にはこうした暴利を取り締まる法律があると指摘、市場経済という大きな流れに従い中国の制度が変わるのはいつの日だろうかと嘆いている。(翻訳・編集/KT)

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