建国60周年は恋愛よりも愛国重視!?台湾の大ヒット「敗犬女王」が放送禁止に―中国

Record China    2009年7月20日(月) 18時10分

拡大

2009年7月19日、30代女性の恋愛を描いた台湾の大ヒットドラマ「敗犬女王」が、中国で放送禁止が決定したという。写真は「敗犬女王」より。

(1 / 7 枚)

2009年7月19日、30代女性の恋愛を描いた台湾の大ヒットドラマ「敗犬女王」が、中国で放送禁止が決定したという。東森新聞網が伝えた。

その他の写真

「敗犬女王」は30代独身の雑誌記者と、8歳年下のフリーター兼医者の卵の恋愛を描いたドラマ。今年上半期に放送された台湾では、題名の「敗犬」だけでなく、劇中のセリフやヒロインのファッション、ヘアスタイルまでもが人気を集め、大ヒットを記録している。

中国では数々の人気バラエティ番組を生みだしたことで知られる湖南衛星テレビが版権を入手し、8月にも放送予定だったが、このほど国家広播電影電視総局(広電総局)からの通告で、放送を差し止められたという。

禁止理由については、内容の性的描写などが「子供にふさわしくない」とのこと。さらに、今年は建国60周年を迎える中国で、建国記念日にあたる10月1日に向けて「愛国」を押し出した番組放送を進めたいから、との話も聞かれている。

放送禁止の災難に遭遇したとは言え、ドラマ自体は台湾での放送中からネット上で数多く動画が出回り、ネットユーザーは自由に視聴が可能。中国でも若い女性を中心に、すでに大人気となっている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携