<皆既日食>絶好の観測地求めて日本人が殺到―湖北省武漢市

Record China    2009年7月20日(月) 1時26分

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18日、7月22日の皆既日食を観測するため、3000人の外国人観光客が湖北省を訪れる見通しだが、そのうち半数は日本人だという。写真は昨年8月に新疆ウイグル自治区で観測された皆既日食。

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2009年7月18日、「楚天都市報」によると、皆既日食が観測される7月22日が近づくにつれ、絶好の観測地とされる湖北省には現地旅行会社を通じて早くも2000人近い外国人の天文愛好者が集結している。個人客も計算に入れると、当日には約3000人の外国人が湖北省で皆既日食を見ることになる。

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同紙によると、湖北省を訪れる「皆既日食ツアー」参加者のうち、半数は日本人だという。次が欧米人で、東南アジアからの参加者はそれほど多くない。武漢市の光明万麗酒店22階にある展望台は、観測地点として利用するため日本の旅行会社がすでに貸切りにしている。

現地の旅行会社・武漢市海外旅游総公司が受け入れた9団体もすべて日本からだという。担当の李衛雄(リー・ウェイシオン)氏は「日本人の皆既日食に対する関心は我々の想像以上。昨年末から日本側との交渉に入ったが、今年の春節(1月26日)前には日本からの先遣隊が最新機器を持ち込み、湖北省や他省をくまなく調査していた。その結果、湖北省では天門市、安徽省では安慶市が最も良い観測地だとわかった」と言う。

李氏はさらに、「我々はこの結果を天門市に伝えたが、何の反応もなかった。日本人がこれほど熱心で積極的なのに、我々中国人はあまりにも無関心すぎる」と述べ、天門市が観光アピールの絶好の機会を逃したことを嘆いた。昨年8月にも、新疆ウイグル自治区で皆既日食を観測するために、多数の日本人が同区に押し寄せていた。(翻訳・編集/本郷)

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