韓国女子スポーツ界に「中国人旋風」巻き起こる―韓国紙

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17日、韓国紙は「韓国女子スポーツ界に中国人旋風巻き起こる」と題した記事を掲載し、韓国で活躍する元中国籍選手の様子を紹介した。写真は元中国籍の卓球韓国女子代表、唐イェ序選手。

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2009年7月17日、韓国紙・中央日報は「韓国女子スポーツ界に中国人旋風巻き起こる」と題した記事を掲載し、韓国で活躍する元中国籍選手の様子を紹介した。環球時報が伝えた。

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韓国女子卓球界では実力トップレベルの唐●序(タン・イェソ=●はさんずいに納のつくり)選手(中国名・唐娜)と石賀浄(ソク・ハジョン)選手は、2人とも元中国籍の選手だ。これまでにも韓国籍を取得して韓国代表チームのメンバーになった中国人選手は何人か存在したが、これらの選手は元々韓国と何らかの縁や関係があってのことだった。

韓国の女子スポーツ界では今、唐選手らのように韓国とは無関係であるにもかかわらず韓国籍を取得し、活躍する中国人選手の増加が注目を集めている。

韓国女子バスケットボール界では、ある企業チームが中国女子代表チームのメンバーだった選手の娘(15歳)をスカウトし、韓国籍を取得するまで学費などの面倒を見て育てていく方針を決定。これ以外にも、韓国籍取得まで研修生としてチームに参加する中国人選手もいるという。

一方、中国側はこうした風潮に批判的だ。08年、唐選手が韓国女子卓球選手権で優勝し、韓国代表として北京五輪の舞台に立った時、中国のマスコミとネットユーザーは彼女を厳しく攻撃した。韓国卓球協会は当時、「中国の強敵となるような国は自力で選手を養成すべきという理由で唐選手への風当たりが一層強いのだろう」と分析した。

韓国では国籍取得の条件の1つとして、同国での5年以上の滞在を定めており、国籍取得を目指す選手には想像以上のプレッシャーがかかるという。関係者は「実力だけでなく、そうした苦労が韓国選手が失いつつある意志力を維持させ、活躍の原動力となっている」と見ている。(翻訳・編集/HA)



   

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