2009年7月17日、重慶市で推定埋蔵量数千億立方メートルに及ぶ天然ガス田の探索が進められており、3〜5年以内に中国最大規模の天然ガス田が誕生する可能性があるという。重慶晩報が伝えた。

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中国石油化工股フェン有限公司（シノペック）の中国南方地区での油田・ガス田探索を担当する中国石化勘探南方公司によると、重慶市の万州区・同市梁平県・同市忠県の一帯、約890平方キロメートルに及ぶ広大な範囲で天然ガス田の探索作業が進められている。現在関係各社が調査担当者約6000人を投入し、同時に2万4000か所の試掘井戸を掘って調査を進めており、同社の計画では8月15日までに調査を終え、ガス田の具体的な位置を確定した後、採掘を開始する予定だという。

複数の地質専門家が、今回の調査によって06年に四川省宣漢県で発見された中国最大規模の天然ガス田・普光ガス田に続く大規模なガス田発見につながる可能性が非常に高いと見ており、新たな天然ガス田の誕生が期待されている。（翻訳・編集/HA）