囲碁&麻雀に見る、中国人の戦略思想―韓国メディア

Record China    2009年7月14日(火) 12時27分

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13日、中国人の戦略思想には「ゲーム」的要素が高いと韓国メディアが報じた。資料写真。

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2009年7月13日、韓国「中央日報」紙が「ゲームは戦略のハードウェアだ」との記事を掲載した。中国人の戦略思想には、“ゲーム”的要素が高いという。環球時報の報道。

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現在、世界各国のカジノで、最も多く目にするのは中国人の姿。金融危機にもかかわらず、毎日のようにギャンブルに興じる中国人は跡を絶たないが、そもそも中国人にとってギャンブルは日常生活の一部。囲碁や中国将棋(象棋)、麻雀など中国を起源とするゲームは、今や世界中に愛好家がいる。

とくに人気が高いのはやはり麻雀。麻雀は19世紀末に生まれた遊びで、他の3人のプレーヤーの手を読みながら相手を騙し、自分の手を読まれないようにゲームを進めていくことから、戦略性がきわめて高いゲームとなっている。毛沢東の「敵退我進、敵進我退」(敵が退けば進み、敵が進めば退く)や、トウ小平の「韜光養晦」(能力を隠して実力を蓄える)といった外交戦略にも通じるものがあるという。

政治に限らず、中国人の行動を理解するには囲碁や中国将棋(象棋)、麻雀といった「ゲーム」に見られる戦略思想を踏まえることも有効だと、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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