スーパーマーケット襲う「モミモミ族」、ホワイトカラーの歪んだストレス発散法とは?―中国

Record China    2009年7月14日(火) 13時38分

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13日、「気分が悪いからスーパーに行ってラーメン揉んでくる!」―そんなホワイトカラーの若者が急増中。ストレス解消にインスタントラーメンを袋の上から揉んで粉々にするのだ。写真はスーパーマーケットのインスタントラーメン売り場。

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2009年7月13日、「もしイライラしたらスーパーマーケットに行って、インスタントラーメンを揉んでくる」―最近、山東省の各都市でしばしば「捏捏族(モミモミ族)」が出現すると伝えられた。スーパーマーケットの商品に被害が出ているという。「半島都市報」とその電子版「大衆網」が伝えた。

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「モミモミ族」の多くがホワイトカラーの若者で構成されている。彼らはストレス発散のためにスーパーマーケットに行き、商品のインスタントラーメンやクッキー、カステラなどを袋ごと揉んで粉々にする、あるいは清涼飲料水のペットボトルのフタを緩めて炭酸を抜くなどのイタズラ行為を繰り返しているという。

同紙が青島市内の大手スーパーマーケットに取材したところ、ほとんどの店が被害に遭っていると判明。「イタズラされた商品は売り物にならないため、特売にするか返品するしかない」と店側は話している。

ネット上で調査したところ、北京や上海広州などの大都市にも「モミモミ族」が存在していることがわかった。彼らはみな仕事を持っており、ストレス解消のために商品にイタズラをしているという。こうしたストレス発散方法について心理学の専門家は、「犯罪行為であり社会に危害を加えるもの」と断言。アウトドアのスポーツやレジャーでストレス発散するよう呼びかけている。(翻訳・編集/本郷)

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