ディズニーランド拡張計画を承認、不振脱却の切り札となるか?―香港議会

Record China    2009年7月12日(日) 10時48分

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10日、香港特別行政区立法会財務委員会は香港ディズニーランド拡張のための財政支出案を承認した。拡張が経営不振脱却の切り札となるのか、注目される。写真は2005年9月、香港ディズニーランドの開園初日。

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2009年7月10日、香港特別行政区立法会財務委員会は香港ディズニーランド拡張のための財政支出案を承認した。中国新聞網が伝えた。

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2005年9月、鳴り物入りでオープンした香港ディズニーランドだが、入園者数が当初予想を大きく下回る苦しい船出となった。不慣れな運営や少ないアトラクション数がネックになったと見られる。そのため拡張工事は不可欠と見られていたが、一部では不良資産になると懸念する声も上がっている。

財務委では拡張工事への支出は認められたものの、一部議員には同園に優先的使用権が与えられている土地を改修するべきとの意見もあった。第一期工事用の土地7ヘクタール、第二期工事用の土地60ヘクタールが未使用のままだという。1999年に香港政府とウォルト・ディズニー社で交わされた契約によると、土地の使用についてはディズニー側との交渉が必要になるという。

立法会に提出された資料によると、理想的な状況では2014〜15年に年1億香港ドル(約12億円)の利益が見込めるという。一方で旅行業全体が伸び悩んだ場合には拡張工事後も5年間は赤字が続く見通しだ。(翻訳・編集/KT)

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