<傑作>「常に他人と反対の意見」、専門家風刺の「速習マニュアル」にならえ―中国

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7日、中国のネット掲示板で「“専門家”速習マニュアル」と題された書き込みが注目を集めている。マニュアルは市民から反感を買っている中国の“専門家”を揶揄する内容となっている。資料写真。

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2009年7月7日、中国のネット掲示板で「“専門家”速習マニュアル」と題された書き込みが注目を集めている。網易論壇が伝えた。

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書き込みでは「専門家になるための6つの奥儀」が紹介されている。以下はその内容。

1、どんな問題にも「それは当たり前」と答える

「当たり前」と言うことで、相手に博識だと思わせると同時に暗に相手の無知を指摘し、自らを優位に立たせることができる。例えば「四川大地震はなぜ予知できなかったのか」という問いには、「それは当たり前、どこの国でも難しい問題だ」と返す。

2、常に他人と反対の意見を述べる

専門家であるからには一般人と同じ考えではいけない。相手の言葉に同調せず、必ず反対意見を述べること。例えば「物価が上がりすぎて大変だ」には、「物価が上がったのではなく、中国の物がもともと安すぎただけだ」と返す。

3、解説は必ず「1、2、3、4」

原因を解説する時は必ず、「1、2、3、4」と順を追って話す。気を付けることは、まず海外の話から始めること。例えば「四川大地震ではなぜ校舎の倒壊が多かったのか」では、「1、海外でも校舎の倒壊問題は存在する。例えば米国では…」といった具合。

4、相手が理解できない話をする

相手に難しすぎて理解不能だと思わせる話をする。自分が分かっていなくてもOK。やたら「経済学」や「社会学」を引き合いに出せば、必ず成功する。

5、何か答える時は必ず本題から反れる

専門家になった後、国営テレビでの露出を増やす秘訣は「本題から反れた答えをすること」。例えば「警察官が市民に暴力をふるう問題」については、「それは個々人の問題。同じような問題は日本でもあった。例えば1625年の東京では…」という具合に。

6、切り札は「グローバルスタンダード」

切り札は「グローバルスタンダード」と「中国の特色」。例えば「中国の専門家はなぜ報酬が高いのか?」との問いには、「グローバルスタンダードに沿っている」。「海外の専門家はまともなのに中国の専門家はなぜカスばかり?」については「それが中国の特色だ」。(翻訳・編集/NN)



   

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