野犬保護の敬虔な仏教徒、「犬は1世帯に1頭」条例で苦境に―広東省広州市

Record China    2009年7月9日(木) 2時49分

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1日、広東省広州市は「愛玩犬管理条例」を実施し、ペット犬は1世帯につき1頭まで、との規定が適用されることとなった。この通知を受け、2頭以上の犬を飼う多くの飼い主が飼い犬を捨ててしまい、6月ごろから街中に野良犬が溢れているという。

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2009年7月1日、広東省広州市は「愛玩犬管理条例」を実施し、ペット犬は1世帯につき1頭まで、との規定が適用されることとなった。この通知を受け、2頭以上の犬を飼う多くの飼い主が飼い犬を捨ててしまい、6月ごろから街中に野良犬が溢れているという。そんな中、10年以上にわたって野良犬の保護活動を行ってきた女性がレポートされた。南方都市報の報道。

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今年54歳の蔡(ツァイ)さんは、定年後の年金で細々と暮らす地元出身の女性。敬虔な仏教徒の彼女は10年ほど前、あるレストランで食用としてさばかれようとしている犬を救い出して以来、野良犬を保護する活動に励んでいる。不幸な境遇の犬たちに住み家を与え、餌をやるためにアパートを借り、家族とも別居して彼らの世話をしている。ただし、年金暮らしの蔡さんには経済的余裕はなく、現在養っている10匹の犬はいずれも市当局の飼育許可を申請していない状態で、しばしば近隣住民に通報されるなど、いさかいも引き起こしてきた。

そんな彼女を夫や子供は「家族よりも犬が大事な人」と非難し、友人らは「度が過ぎるくらいのお人よし」と評している。しかし10年来貫き通してきた彼女の信念も、法律には勝てなかった。このほど制定された条例には逆らえず、彼女は故郷の広州市を離れ、市外の農村へ転居していった。しかし、それで喜んでいるのは彼女の犬たち。これまで都会の隅で隠れるように暮らし、散歩にも出かけたことのなかった彼らは、いま広々とした野原を自由に駆け回っているという。(翻訳・編集/愛玉)

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