2009年7月2日、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビが地元名産の大同江ビールの宣伝CMを放送したことが分かった。3日付で南方日報が伝えた。

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韓国・聯合ニュースによると、朝鮮中央テレビは2日午後8時のニュース終了後、2分47秒にわたって同CMを放送。「これまでのテレビCMとは異なる、資本主義カラーを含む商業広告」などと伝えている。

同CMでは、まず泡いっぱいのビールジョッキが映し出され、「平壌の誇り、大同江ビール」のテロップが表示される。続いて、「あぁスッキリ！！大同江ビール」というキャッチコピーが途中で流れる。

北朝鮮のテレビCMと言えば、化粧品や菓子など限定された商品のみで、静止画を使って簡単に紹介するだけだった。北朝鮮が商業広告を放送するのは異例のことで、おそらくこれが初めてだという。（翻訳・編集/SN）