<漢字>世界中で復活の動き、日本も麻生首相のおかげで関連産業「花盛り」―中国紙

Record China    2009年7月4日(土) 3時30分

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3日、世界中で漢字復活の動きが活発化している。漢字を捨てた韓国やベトナムのほか、日本でも漢字産業が花盛りだ。写真は漢字で「双子座」と刺青を入れている豪バスケットボールチームのMatthew Knight選手。

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2009年7月3日、中国紙・国際先駆導報は、中国の国際的な影響力が増大するにつれ、世界中で漢字復活の動きが活発化していると報じた。漢字を捨てた韓国やベトナムのほか、日本では漢字が読めない首相のおかげで間違いやすい漢字の本がベストセラーになっていると伝えている。

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記事はまず日本における漢字ブームについて、麻生太郎首相の頻繁な「読み間違い」により、「読めそうで読めない間違いやすい漢字」(出口宗和著)が大ベストセラーになるなど「漢字産業」が花盛りだと伝えた。中国と「漢字の起源」をめぐる争いを展開する韓国でも、中国経済への依存が高まるにつれ、今年初めには首相経験者が小学校からの義務付けを提議するなど復活を求める声が高まっているという。

中国を最も重要な貿易パートナーとするベトナムでも、中国語学部を設ける大学が急増。先日は、学者数十人が連名で教育訓練省に小中学校での必修を求める意見書を提出している。中国政府が中国語教育の普及のために設立した「孔子学院」が世界で最も多いのは太平洋をはさんだ米国だ。全米で57か所にも上る。

世界中のこうした漢字ブームについて、北京大学中文学部の陸倹明(ルー・ジエンミン)教授は「国際社会における中国の地位が向上した証拠」と指摘。総合国力をさらに高め、世界中が中国から先端技術を学ぶようになれば、世界共通語になることもあり得ると胸を張った。(翻訳・編集/NN)

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