<北京五輪>関連グッズの競売が完了、落札総額1億9000万元―中国

Record China    2009年7月2日(木) 10時0分

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6月30日、北京五輪のすべての関連グッズの競売が終了した。約1年間で計25回の競売会が行われ、70万件にも及ぶ物品を売却。落札総額は1億8951万5800元(約27億円)となった。写真は開会式で使用された打楽器などの競売。

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2009年6月30日、北京五輪組織委員会から委託を受け、北京五輪関連グッズの競売を請け負っていた北京産権交易所はすべてのグッズの売却を完了した。約1年間で計25回の競売会が行われ、70万件にも及ぶ物品を売却した。落札総額は1億8951万5800元(約27億円)となった。中国大手ポータル捜狐のスポーツ版が伝えた。

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昨年6月25日、北京五輪組織委員会と北京産権交易所が「北京五輪組織委員会資産処置服務契約」を締結して以来、同交易所は25回の競売会を実施。北京五輪で用いられた家具や家電製品、公用車、開会式で用いられた古代楽器など70万件以上を売却した。もとの評価額は5261万4996元(約7億5000万円)だったが、1億8951万5800元まで価格が上昇、元値の260.1%となった。

「緑色奥運(エコ五輪)」の理念に則り、使用価値のないパソコンや家電850件に関しては無公害処理が行われた。この他の物資が競売にかけられたわけだが、競売期間の長さ、参加者の数、競売の回数、入札額の上昇率のいずれにおいても記録が更新された。特に開会式で用いられた「缶」と呼ばれる打楽器は、最高のもので28万8000元(約409万円)と、元値の57倍以上の価格で落札した。

競売は、競り値を言い合う伝統的な方法とともに、コンピューターを通して参加できる方式も採用。このため、多数の参加者があり、入札額を吊り上げることに成功したと見られる。競売の売り上げは北京五輪組織委員会によって管理される。(翻訳・編集/小坂)

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