Record China 2009年7月1日(水) 10時42分
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29日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が今月10日から17日、中国を極秘訪問したと英メディアが報じた。写真は北朝鮮の首都、平壌。
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2009年6月29日、韓国紙・朝鮮日報は英フィナンシャル・タイムズ紙の報道として、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が今月10日から17日、中国を極秘訪問したと報じた。香港中評社が伝えた。
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フィナンシャル・タイムズ紙は北京の軍事・外交筋の情報として伝えた。同紙によれば、正雲氏は軍事代表団の一員として中国を訪問。胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席と会談したかどうかは明らかではないが、習近平(シー・ジンピン)国家副主席、江沢民(ジアン・ザーミン)前国家主席と会談したことは間違いないという。
同紙は正雲氏の訪中目的について、「後継者として外交経験を積ませるとともに、北朝鮮の権力移行が順調であることを同盟国の中国に見せたかった」と分析。また、20代の若い正雲氏が単独で世界各国の首脳と会談することは難しいとの考えから、北朝鮮国防委員会の趙明録(チョ・ミョンロク)第1副委員長と金正日総書記の義弟、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員が同行したとも伝えた。
16日付朝日新聞も「正雲氏は10日前後に訪中した」と報じており、この点についてはフィナンシャル・タイムズ紙とほぼ同じだが、「金総書記の長男・正男氏が同行し、胡主席と会談した」という点については食い違いが見られる。中国政府は一連の正雲氏訪中の報道について、「そうした事実は一切ない」と頑なに否定している。(翻訳・編集/NN)
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