<検閲ソフト>「グリーンダム」搭載義務化、施行前日に突然の延期―中国

Record China    2009年6月30日(火) 23時46分

拡大

09年6月、中国工業情報化部はフィルタリングソフトのプレインストール義務化を一時延期すると発表した。写真は山東省の小学生。授業で使うコンピューターには同ソフト「グリーンダム」がインストールされている。

(1 / 4 枚)

2009年6月、中国工業情報化部はフィルタリングソフト「緑[土覇]−花季護航」(英語名:グリーン・ダム・ユース・エスコート)のプレインストール義務化を一時延期すると発表した。同ソフトは7月1日より中国で生産、販売されるすべてのパソコンへのプレインストールが義務づけられていた。30日、新浪香港が伝えた。

その他の写真

6月9日、中国工業情報化部はフィルタリングソフトのプレインストール義務化を発表した。アダルトサイト、不良情報サイトの遮断が目的と説明されたが、政治的な情報を検閲することが目的ではないかとの批判が高まった。またソースコード盗用疑惑、セキュリティホールの脆弱性、入札過程の不透明さが指摘されるなどの問題も持ち上がっていた。

フィルタリングソフトのインストール義務化については米国、EU、日本、カナダが反対し撤回するよう申し入れていた。中国はあくまで強行する姿勢を示していたが、義務化の施行前日に突然の方針転換となった。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携