王光美元国家主席夫人の追悼式を開催―北京市

2006年10月20日、北京人民大会堂の広西ホールで、王光美（おうこうび）の追悼式が行われた。この式には、元全国人民代表大会常務委員会の彭珮雲（ほうはいうん）副委員長や、王女史の娘の劉亭（リウティン）さんと劉思達（リウシーダー）さんなどが参加した。

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王光美は1921年北京市生まれ。英語が堪能で通訳などを務めた後、劉少奇（りゅうしょうき）と結婚した。夫の主席就任後はファーストレディーとして外遊に同行するなど、華やかな活動で知られた。毛沢東夫人の江青（こうせい）からねたまれ、文化大革命（1966〜76年）で劉少奇とともに激しく攻撃され、約12年間の獄中生活を送る。1979年に名誉を回復し、その後は全国政治協商会議常務委員などを務め、女性に対する医療支援などの活動に従事した。今年10月13日、北京市で死去。死亡の事実は4日後の10月17日、「第2回中国貧困撲滅賞」で王女史に業績賞が贈られたのを機に、初めて公表された。