華中地区最大の地熱発電所、試験稼働を開始

人民網日本語版    2018年1月4日(木) 4時40分

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最後のヒートポンプメインエンジンの調整が無事完了し、江漢平原のクリーン地熱をエネルギーとする地熱発電所が正式に試験稼働を開始した。

最後のヒートポンプメインエンジンの調整が無事完了し、江漢平原のクリーン地熱をエネルギーとする地熱発電所が正式に試験稼働を開始した。これは華中地区最大の地熱再生可能エネルギー利用プロジェクトのすべてが順調に稼働し、設計上の目標を達成したことを意味しており、その暖房効果も良好となっている。新華社が伝えた。

同プロジェクトの設計を担当した長江設計院が発表した情報によると、同プロジェクトの稼働・運行の成功により、クリーンエネルギーによる江漢油田エリアの石炭燃焼暖房の完全な代替が実現された。それは省エネ・排出削減、グリーン・エコロジー、持続可能な発展の重大な模範的意義を持つ。

設計の責任者によると、同プロジェクトの主要技術は特徴が鮮明で、地熱は深井戸・浅井戸を結びつけ、深井戸を中心とする手段を採用。深井戸の取水深度は約700メートルで、水温は33度。浅井戸は約100メートル、水温は18度。地熱水は閉ループ型で、熱を利用するが水は利用しない。井戸の水とヒートポンプ間に板状の熱交換器を設置することで、間接的に熱を交換し、環境破壊のリスクを解消している。また地熱水のエネルギーの段階的な利用により、システム全体のエネルギー効率を高めている。(編集YF)

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