5月の外国人観光客数が大幅減、頼みの綱・中国も不振=新型インフルが影響―日本

Record China    2009年6月27日(土) 13時1分

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26日、5月に日本を訪れた中国人観光客は前年同月比18.8%減の6万600人。中国人観光客数の減少はSARS来のことで、日本国内での新型インフルエンザの感染拡大が影響したと見られている。写真は沖縄・那覇。

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2009年6月26日、日本政府観光局(JNTO)が24日に発表した推計値によると、5月に日本を訪れた中国人観光客は前年同月比18.8%減の6万600人だったことがわかった。中国人観光客数の減少はSARS(重症急性呼吸器症候群)流行以来のことで、日本国内での新型インフルエンザの感染拡大が影響したと見られている。日本の華字紙「中文導報」が伝えた。

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日本政府観光局によると、5月に来日した外国人観光客の総数は前年同月比34.0%減の48万6100人だった。外国人観光客の減少は昨年8月以来10か月連続で、特に昨年11月から7か月連続の2ケタ減となった。国・地域別に見ると、韓国が11万7900人(前年同月比48.5%減)でトップ、続いて台湾7万300人(同47.9%減)、中国本土6万600人(同18.8%減)、米国5万8600人(同15.2%減)、香港2万7800人(同28.9%減)だった。

また、1−5月の累計で見ると、外国人観光客の総数は前年同期比26.9%減の267万600人で、日本政府が最重視している12の国・地域の中で前年より増加しているのは中国だけだった。国・地域別の累計では、韓国が57万6200人(前年同期比48.9%減)で最も多く、続いて中国本土44万1700人(同0.9%増)、台湾39万3300人(同33.6%減)、米国27万1400人(同16.4%減)、香港17万2000人(同20.0%減)の順だった。

外国人観光客の減少について、日本政府観光局では「世界的な金融危機による景気後退や円高」を原因に挙げ、中国人観光客の急減については「日本国内で新型インフルエンザの感染が拡大したことが影響した」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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