<中朝>緊迫化が進む中、中国の「行商」が大活躍―韓国紙

Record China    2009年6月27日(土) 9時32分

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24日、中朝関係が緊迫化する中、中国から北朝鮮に直接物資を持ち込んで売る商売が盛んになっていると韓国紙が報じた。写真は中朝国境の街、遼寧省丹東市。

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2009年6月24日、韓国聯合ニュースは「情勢が日を追って緊迫する中、中国の行商が北朝鮮貿易で活躍している」と題した記事で、中朝関係が緊迫化する中、中国から北朝鮮に直接物資を持ち込んで売る商売が盛んになっていると報じた。25日付で環球時報が伝えた。

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中朝国境にある吉林省の集安税関は今年4月から、北朝鮮に直接物資を持ち込んで商売をする「小規模貿易」に関する統計を取り始めた。23日に発表された最新のデータによると、約2か月間の輸出額は31万4000ドル(約3000万円)で、昨年同税関を経由した輸出総額の10.7%に達した。

同税関によると、世界不況の影響で今年1月と2月の輸出総額は前年同期比49.8%減にまで落ち込んだが、1〜5月の輸出総額は同2.8%減に止まり、ほぼ例年の水準まで回復した。これは鉄鋼製品と家電製品の輸出が好調だったことが主な原因だが、行商の活躍も少なくないと同税関では見ている。

行商たちは車で中朝国境を往復する。北朝鮮に持ち込まれる商品の大部分は文房具や傘、果物などの安価な日用品だという。(翻訳・編集/NN)

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