中国漁船8隻を拿捕、乗組員70人以上を拘束―インドネシア

Record China    2009年6月26日(金) 10時19分

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23日、インドネシア紙は、同国巡視船が20日、同国が領有権を主張する南シナ海沖で違法操業していた中国漁船8隻を拿捕し、乗組員計77人を拘束したと報じた。写真は3月、南シナ海に派遣された中国最大の漁業監視船「漁政311」号。

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2009年6月23日、インドネシアの英字紙ジャカルタ・グローブは、インドネシアの巡視船が20日、同国が領有権を主張する南シナ海沖で違法操業していた中国漁船8隻を拿捕し、乗組員計77人を拘束したと報じた。25日付で中国紙・環球時報が伝えた。

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記事によると、中国船が拿捕されたのはインドネシアの排他的経済水域(EEZ)にあたる南シナ海のナツナ諸島沖。ここでインドネシア政府が禁止しているトロール漁業を行っていた。現地当局は「たとえ罰金を払っても拘束は解かない」との姿勢を示している。

これに対し、在インドネシア中国大使館は抗議の意思をインドネシア政府に口頭で伝え、乗組員の早期釈放を求めた。同大使館によると、前出の現地報道より少ないが、拘束されたのは75人。拿捕された場所は中国とインドネシアの間で領有権が争われているが、中国漁船が昔から慣習的に漁業を行っている海域だった。(翻訳・編集/NN)

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