過去最大規模の偽造戸籍売買事件、映画監督も被害―北京市

Record China    2009年6月25日(木) 6時12分

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22日、北京市海淀区法院は2002年以降の3年間で偽の北京戸籍92件を販売し100万元(約1400万円)余りを荒稼ぎしていた4人に対し、懲役3年から5年の有罪判決を言い渡した。写真は正規の戸籍簿。

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2009年6月22日、北京市海淀区法院は2002年以降の3年間で偽の北京戸籍92件を販売し100万元(約1400万円)余りを荒稼ぎしていた4人に対し、懲役3年から5年の有罪判決を言い渡した。

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北京で過去最大規模となったこの偽造戸籍売買事件は、無職の2人が首都医科大学就職センター、北京市人事局の各職員と結託し、学生の証明書や人事局のデータを基に偽の戸籍を作成、販売していたものだが、公印が自作であるなど、その手口はずさんだった。しかし、戸籍を買った人々は正規のものだと信じていたという。

公安は事件で偽造された92件の戸籍を凍結した。偽の戸籍を買ってしまった人の中には、映画監督の王小帥(ワン・シャオシュアイ)氏もおり、海外に行くことができず映画制作に支障をきたしているという。王氏は数年前、親類に頼んで戸籍の手続きをしたことを認めている。(翻訳・編集/東亜通信)

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