2009年6月24日、今年の大学入学試験の論文試験で甲骨文字などの古代文字を駆使して書かれた答案が出現し、ネット上を中心に話題となっているが、採点の結果、60点満点中わずか6点しか与えられなかったことが分かった。四川在線が伝えた。

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ネットユーザーたちから「史上最高にカッコいい答案」との称号が贈られたこの作文は、800字あまり。甲骨文字のほかに青銅器銘文体、篆書体などの文字で書かれていたため、四川大学の古代文字研究の専門家に翻訳を依頼。現代漢字に訳したのち、採点が行われた。

見た目はたいそう立派なこの答案だが、内容を読んでみるとタイトルと内容が大きく食い違っており、支離滅裂であることが分かった。結果は60点満点中、6点。採点を担当した教授はその理由として、「学生が長い時間かけて書いた力作。例え内容は支離滅裂でもその労力を評価した」と話している。（翻訳・編集/NN）