賄賂文化ここにも!妊婦の24%が医師に「付け届け」―中国

Record China    2009年6月24日(水) 23時11分

拡大

24日、中国で子供を出産する際、医師などに「付け届け」を渡す人の割合は全体の24%だということがわかった。平均額は8660円以上だという。写真は「付け届け禁止」のプレートを掲げる上海の病院。

(1 / 2 枚)

2009年6月24日、広州日報によると、中国で子供を出産する際、産婦人科医に「付け届け」を渡す人の割合が24%に上ることが調査結果からわかった。

その他の写真

華東師範大学心理学院、中国最大の育児SNS「宝宝樹」、市場調査会社GMIが合同で発表した「中国家庭育児方式研究報告」で明らかにされた。ランダムサンプリングにより、中国国内の妊婦と0〜6歳児の母親1277人を対象に調査を行った結果、北京や上海、広州、深センなどの大都市での付け届けの平均額は662.5元(約9270円)、他の大都市では平均772.4元(約1万800円)、中小都市では441.4元(約6170円)で、平均619元(約8660円)であることがわかった。帝王切開の必要性がある妊婦は付け届けを渡す比率が高く、1500元(約2万1000円)以上を渡す場合が多かった。

中国の新生児数は毎年1000万人以上となっており、24%にあたる240万人が619元の付け届けを送ると仮定すると、産婦人科医や医師、助産婦などが年間に受け取る付け届けの総額は14億8560万元(約208億円)にのぼる計算になる。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携