2009年6月23日、北京市人民検察院は、公務員の汚職に関する情報を市民が気軽に通報出来るホットラインを開設した。新京報が伝えた。

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北京市の検察機関が04年から08年までの間に表彰した汚職などの摘発に功労のあった個人は67人、企業・機関は107か所で表彰金は計51万9200元（約720万円）に上った。1件あたりの最高額は9万8000元（約137万円）。北京市検察院は同日から、市民に通報を呼び掛けるイベントを市内の繁華街・王府井や金融街などで開催している。

北京市検察機関通報センターが04年から今年5月までに受理した通報件数は2万1018件。うち贈収賄や横領に関するものは9293件、職権濫用に関するものは1127件に上った。通報により挽回した国の経済損失は計3億3000万（約46億円）に達した。

また、最高人民検察院が同日開設したウェブサイトにはシステムが一時ダウンするほどのアクセス数があり、国民の関心の高さをうかがわせた。（翻訳・編集/NN）