上海汚職事件が中央政府に波及、邱国家統計局長解任が判明

Record China    2006年10月20日(金) 11時19分

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上海市の社会保険基金をめぐる不正調査の中で、邱暁華国家統計局長が関わっている疑いが強まり、解任されていたことが明らかになった。 邱暁華(きゅうぎょうか)国家統計局長が2006年10月12日、上海汚職事件にからんで解任されていたことが明らかになった。

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10月19日に国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、中国国家統計局のスポークスマン李暁超(りしょうちょう)氏が、邱局長解任の理由について述べた。それによると今回の事態は、上海市の社会保険基金をめぐる不正の調査中、邱前局長が重大な紀律違反をしていたことが明らかになったためだという。現在、中央紀律検査委員会がこの件に対して調査を行っている。

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新華通信社は10月12日、国務院が邱局長の解任を決定したことを伝えたが、その理由は明らかにされていなかった。

上海市の社会保障基金の資金流用疑惑をめぐっては9月25日、上海市共産党委員会書記、市トップの陳良宇(ちんりょうう)氏が解任されていた。この件にからんで中央政府の官僚の解任が明らかになったのは初めて、とみられている。

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