永住権目的で偽装結婚に走る中国人花嫁たちよ、本当にそれで幸せなのか―カナダ華字紙

Record China    2009年6月23日(火) 11時54分

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22日、カナダの華字紙は、永住権取得を目的に偽装結婚する中国人花嫁の悲惨な状況を紹介した。写真は福建省福州市で摘発された不法出国ブローカー。

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2009年6月22日、カナダの華字紙・北米時報は、永住権取得を目的に偽装結婚する中国人花嫁の悲惨な状況を紹介した。中国僑網が伝えた。

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カナダでは1980年代後半から永住権の取得を目的とした偽装結婚が急増し、90年代半ばにそのピークを迎えた。記事で紹介された麗麗(リーリー)さんもその1人。彼女の“夫”は毎日のように暴力事件を起こして警察沙汰に。麗麗さんはその度に“妻”として“夫”の身柄を引き取りに行かなければならない。そんな毎日に耐えかねて離婚を申し出るものの、“夫”は許してくれない。カナダの法律では不倫や暴力または1年以上の別居期間がなければ離婚が認められないため、麗麗さんはじっとその「1年後」を待つ毎日だ。

カナダにはこうした悲惨な例は枚挙にいとまがない。「性の相手」を強要される人や金品を脅し取られる人、高額の契約金を払ったものの途中解約される女性も大勢いるが、みな偽装結婚の発覚を恐れて泣き寝入りするしかない。記事はこうした中国人花嫁たちに対し、安易に「永住権目的の偽装結婚」に走る前に良く考えるよう呼び掛けた。(翻訳・編集/NN)

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