2009年6月20日、中国外交部ウェブサイトによると、中国外交部は駐韓中国大使館領事部の何穎（ホー・イン）参事官が最近、現地の業務状況を報告した。中国新聞網が伝えた。

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詳細は以下の通り。

（1）証明書類の発行数：08年度のビザ等の証明書処理件数は180万件以上、1日当たり平均1万件あまりを処理しており、駐外中国大使館中トップ。

（2）保護任務が頻繁：現在、長く韓国に住んでいる在韓華僑2万人を除き、在留3か月以上の中国人は58万人以上、在韓留学生は5万人以上おり、08年に領事部が保護または救助したのは2万件。更に中国人の関係した事件処理数は2000件あまり、延べ3000人以上に上った。

（3）事件・事故の増加：韓国に在留する中国人増加に伴い、事件・事故が大幅に増加した。08年における事件が原因となった中国人死亡者は330人。保護件数の増加に伴い中国大使館領事部で人手不足が顕著となっている。

報告のなかで何参事官は、近年の中韓関係の緊密化により、領事業務も急激に増加していることを指摘した。また、駐韓中国大使館のサービスレベル向上を強調し、人手が少なく任務が重いという状況でも、韓国を訪れる中国人と、中国を訪れる韓国人のためにより一層の便宜をはかり、サービス向上に努めたいと述べた。(翻訳・編集/中原）