家電大手の蘇寧電器、ラオックスと提携協議=合意すれば筆頭株主に―中国メディア

Record China    2009年6月19日(金) 15時27分

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18日、中国の家電量販店大手、蘇寧電器集団(南京市)が経営再建中の日本の家電量販店ラオックスと資本提携交渉を進めている。最終合意に達すれば筆頭株主となり、ラオックスを傘下に収めることになる。写真は山東省済南市にある蘇寧電器の店舗。

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2009年6月18日、中国の大手ポータルサイト・網易科技は17日付ロイター通信の報道として、中国の家電量販店大手、蘇寧電器集団(南京市)が経営再建中の日本の家電量販店ラオックスと資本提携交渉を進めていると報じた。

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蘇寧電器の投資家向け広報責任者、韓楓(ハン・フォン)氏によれば、両社はまだいかなる合意文書も交わしていないが、蘇寧側はラオックスへの出資の可能性を排除しない。双方が合意に達すれば、蘇寧はラオックス株の約30%を取得して筆頭株主となり、役員も派遣することになる。

長城証券の姚[雨/文][王奇](ヤオ・ウェンチー)アナリストは、蘇寧側の意図について「競争が激しい日本の家電市場に参入するためではない」と指摘。日本経済新聞の報道によれば、蘇寧はラオックスから価格戦略や顧客サービスなどの経営ノウハウを吸収したい考えだ。交渉がまとまれば、来週にも発表される予定。(翻訳・編集/NN)

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