シャーマニズム信仰の痕跡が残る大古墳群を発見―新疆アクス

Record China    2006年10月19日(木) 3時17分

拡大

人の訪れもまれな新疆の山岳地帯で、大規模な古墳群遺跡が発見された。

(1 / 17 枚)

2006年10月16日、新疆ウイグル自治区の民俗学者たちが、新疆(しんきょう)アクス地区の拝城(バイチョン)県で民謡を収集していた時、地元の住民に教えられて、同県にある辺鄙な山村で大規模な古墳群遺跡を発見した。

その他の写真

この新発見の古墳群は拝城県の北部山岳地帯に位置し、約1万5000平方メートルという広い面積を占めている。近くの村人はこれを恐れて近づかず、また遠く不便な場所にあるため、一部洪水で押し流された以外、残されたほとんどの古墳の保存状況はとてもよい。

古代にここに住んでいた人々は、太陽や高山などの自然を崇拝するシャーマニズムを信仰しており、遺跡のあちこちで儀式に使われたヒツジの角が風にさらされている。他にもいたる所で土器や彩陶などの古代陶器が見られる。

現在、現地政府の関連部門はすでにこの遺跡に対して有効な保護措置をとっている。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携