チンパンジー研究の権威、ジェーン・グドール博士が中国を訪問―北京市

Record China    2006年10月19日(木) 10時44分

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野生チンパンジー研究の世界的な権威であるジェーン・グドール博士が中国を訪れ、CCTVのテレビ塔から北京市街を見下ろした。

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2006年10月18日、72歳の国連平和大使で、世界的に有名な野生チンパンジーの研究者であるジェーン・グドール博士が中国を訪問し、北京市にあるCCTVのテレビ塔に登って大都市の全貌を見下ろした。

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彼女はこれまでに何度か北京を訪れているが、このような高い場所から北京市の風景やオリンピック大会の工事現場などを眺めるのは初めてで、とても興奮していた。「北京はとても大きく変化している。やはりもっと多くの植物が必要だ」と、つぶやくように述べた。

ジェーン・グドール博士は今回の中国訪問で1週間滞在するが、そのうち北京には5日が充てられている。オリンピック開催前の北京市全体を眺めたいと、忙しいスケジュールの中で1時間を割き、CCTVテレビ塔に登ることにした。

ジェーン・グドール博士は、1934年にイギリスのロンドンで生まれた。23歳でアフリカへ渡り、その後タンザニアのジャングルでチンパンジーの研究を始めた。チンパンジーが道具を作り、使うという事実を世界で初めて発見するなどの研究成果をあげ、チンパンジー研究の世界的な権威となった。現在は執筆活動のかたわら、休みなく世界中をめぐって講演や教育活動を行い、世界平和や未来への希望を人々に訴えている。

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