労災補償金に不満の従業員、台湾籍の会社幹部3人を殺傷―広東省東莞市

Record China    2009年6月17日(水) 9時55分

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2009年6月15日、広東省東莞市にある台湾資本の金属工場で殺人事件が発生した。労災の補償金額について交渉中の従業員が台湾籍幹部と口論の末、凶行に及んだ。2人が死亡、1人が負傷している。

2009年6月15日、広東省東莞市にある台湾資本の金属工場で殺人事件が発生した。労災の補償金額について交渉中の従業員が台湾籍幹部と口論の末、凶行に及んだ。2人が死亡、1人が負傷している。16日、新華網が伝えた。

容疑者・劉(リウ)は26歳、貴州省の出身。昨年9月、仕事中の事故で右手を失った。会社は劉の治療費を負担し、工場内で住居と食事を提供していたが、補償金額についてはいまだ合意できていなかった。

15日正午過ぎ、劉は工場の林(リィン)総経理と出会い、口論となった。副総経理、生産部門マネージャーも駆けつけてきたところ、劉は突然工具の刃物を取り出し、3人を切りつけた。林総経理と副総経理は死亡、生産部門マネージャーは現在治療を受けている。3人はいずれも台湾籍。

現在、警察は劉を逮捕、取り調べを進めている。(翻訳・編集/KT)

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