2009年6月12日、数々の女性タレントと撮ったプライベート写真が世間に流出し、08年初めに香港芸能界からの引退を宣言した俳優のエディソン・チャン（陳冠希）が、芸能活動再開に向けて、現在の事務所から独立する可能性があると報じられた。中国新聞社が伝えた。

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エディソンは最近まで写真流出騒動については発言を慎み、香港を避けて海外に滞在していたが、問題となった写真をエディソンのパソコンから盗み出し、ネット上に流出させた元パソコン店員に対する裁判が結審したタイミングで一時、香港に戻った。このほど出演した米CNNのインタビュー番組「Talk Asia」では、「“無期限”とは言ったけど、“永遠に”引退するとは言っていない」と語り、芸能界復帰に意欲を見せていた。ただこの発言はかえって世論の反発を受け、エディソン自身もインタビューで騒動を蒸し返されたことに怒っているという。

報道によると、エディソンはこうした状況へのいら立ちを所属会社トップのピーター・ラム（林建岳）氏にぶつけ、「マネジャーがうまく立ち回らないから悪い。独立する」と伝えてラム氏の了承を得たという。

ただ、エディソンは事務所に借金の肩代わりをしてもらうなど、かなりの「借り」があるため、すんなりと独立して香港芸能界復帰というわけにはいかない様子とも伝えられている。（翻訳・編集/東亜通信）