<中華経済>東風日産、中国でのEV投入を11年に繰り上げ―中国

Record China    2009年6月16日(火) 23時14分

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15日、日産が出資する東風汽車有限公司の大谷俊明副総裁は、「電気自動車(EV)の中国への投入時期を、当初予定の2012年より1年繰り上げて2011年とする方針を固めた」と述べた。資料写真。

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2009年6月15日、成都商報によると、日産が出資する東風汽車有限公司の大谷俊明副総裁は、「電気自動車(EV)の中国への投入時期を、当初予定の2012年より1年繰り上げて2011年とする方針を固めた」と述べた。中国国内でこのほど開催された「経済危機と自動車工業」と題するフォーラムに出席した際、メディア取材に応じた。

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中国の新エネルギー車分野で先行しているトヨタBYDはハイブリッド車(HV)を採用しているが、日産は直接、中国のEV市場に参入する格好となる。日産は4月に行われた上海モーターショーでEVのコンセプトカーを発表しており、日産関係者もその際、東風汽車の子会社で、乗用車の開発、生産、販売を行っている東風日産乗用車公司が向こう2年間でEVの中国投入に向けた準備を終わらせることを明らかにしていた。

日産は今年4月、中国工業情報化部とゼロ・エミッションモビリティ(無公害車)の推進に向けたパートナーシップに関する覚書を締結した。その直後、公共交通部門に新エネルギーを使用した車両を導入する中国の試験プログラムのモデル都市の一つである湖北省武漢市とも協力提携を結び、このほど同市にEVの産業化を推進するためのモデル工場を設立した。(翻訳・編集/東亜通信)

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