環境破壊が「住みやすい都市ランク」下位の原因―中国

配信日時:2009年6月14日(日) 10時23分
環境破壊が「住みやすい都市ランク」下位の原因―中国
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12日、英誌エコノミストがこのほど発表した「世界で最も住みやすい都市」ランキングに中国本土からは8都市が下位にランクインしたにとどまったことについて、専門家は環境破壊などが一因であると分析した。写真は浙江省の工場。
2009年6月12日、英誌エコノミストが8日に発表した「世界で最も住みやすい都市」ランキングで、中国本土から世界100位以内にランクインした8都市は、72位の天津市を筆頭にいずれも下位という結果だった。これに関連し、専門家が原因の分析などを行った。新聞晨報が伝えた。

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ランキングは世界140か国を対象に、社会安定度、医療・健康・文化・環境・教育の充実など30項目の基準をもとに行われ、トップ10にはカナダとオーストラリアが3都市ずつランクインするなど、欧米各国が上位を独占した。日本からは大阪(13位)、東京(19位)などがランクインした。

中華圏では香港(39位)がトップで、続いて台北(62位)。中国本土からは天津市(72位)を筆頭に、江蘇省蘇州市(74位)、北京市(76位)、広東省深セン市(83位)、 上海市(84位)、遼寧省大連市(85位)、広東省広州市(89位)、山東省青島市(95位)と、8都市がいずれも下位にランクインしたに過ぎなかった。

この原因について、中国科学院の研究員は「評価基準のうち、生活環境の快適性に対する得点配分が高いからだろう」と分析する。また、中国都市科学研究会の専門家も「生活環境の快適性は中国の各都市の最も欠落している部分である」と話し、「一部の都市では環境破壊につながる盲目的な開発を続けており、また生活の利便性や快適性に対する配慮もされていない」と指摘している。(翻訳・編集/HA)
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