「中台トップ会談」、馬総統の再選後は可能性大=国民党幹部―台湾

Record China    2009年6月12日(金) 15時30分

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11日、台湾の馬英九総統が国民党主席選挙への立候補を表明したことを受け、同党幹部が12年の総統選で馬総統が再選すれば、胡錦濤中国国家主席との「胡馬会談」が実現する可能性が高いと述べた。写真は10日、記者会見で国民党主席選挙への立候補を表明した馬総統。

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2009年6月11日、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が国民党主席選挙への立候補を表明したことを受け、同党幹部が12年の総統選で馬総統が再選すれば、胡錦濤(フー・ジンタオ)中国国家主席との「胡馬会談」が実現する可能性が高いとする見方を示した。東南快報が伝えた。

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馬総統は10日、同党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席との共同会見で、7月に行われる党主席選挙に馬氏が立候補し、呉氏は出馬しないと発表した。台湾では馬総統が就任1周年を迎えた先月、独立派の野党・民進党などが馬政権の「中国傾斜」に抗議するため、10万人規模のデモを行った。こうした情勢を踏まえてか、馬総統は今のところ、「トップ会談」には消極的な態度を保っている。だが、国民党の幹部は「現状では無理」としながらも、12年の総統選で馬総統が再選すれば「民意の追い風を受け、実現する可能性は非常に高くなる」と述べた。

同党の張栄恭(ジャン・ロンゴン)副秘書長は、「呉主席は馬総統と胡主席の会談実現を後押しするか?」とのマスコミの質問に、「今は何とも言えない」としながらも「条件と必要性を見なければならない。だが、中国共産党との対話はこれからも続けていく」と答えた。(翻訳・編集/NN)

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