中国人留学生の就活、金融業は不人気=メーカー希望が最多―日本

Record China    2009年6月12日(金) 12時25分

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11日、金融危機の影響で、金融業界に就職しようとする留学生が減り、工業系の企業を就職先として選ぶ留学生が最も多くなっているという。写真は六本木ヒルズ。

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2009年6月11日、日本で学んでいる海外からの留学生の就職活動状況について、金融業界に就職しようとする人は少なく、とくに工業系に就職する人が多くなっていると、日本の華字紙「中文導報」が報じた。これは金融危機の影響によるもの。

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東京大学の中国留学生会によれば、現在同大学には1000人前後の中国人留学生が在籍するが、その大部分は大学院在学中。修士課程の留学生は、修了後は日本で就職する人が多く、かつては就職先として金融業が最も人気が高かったが、現在は金融危機の影響で状況が一変しているという。

金融業は福利厚生の面では他の民間企業に及ばないものの、給与が1.5〜2倍以上高いため人気があったが、日本の金融業界のみならず、外資系の金融系企業も採用枠を大幅に削減したことで、大手老舗など“手堅い”企業を選ぶ学生が増えたほか、日本を代表するメーカー系の企業を就職先として選ぶ留学生が最も多くなっているという。(翻訳・編集/岡田)

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