ツキノワグマを密猟か=熊の手173個を押収―広西チワン族自治区防城港市

Record China    2009年6月11日(木) 11時44分

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2009年6月7日、広西チワン族自治区防城港市で、ツキノワグマの手173個が押収された。ツキノワグマは国家二級保護動物であり、密猟の疑いが強いとして捜査が進められている。写真は押収された熊の手、蛇の皮。

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2009年6月7日、広西チワン族自治区防城港市で、ツキノワグマの手173個が押収された。ツキノワグマは国家二級保護動物であり、密猟の疑いが強いとして捜査が進められている。10日、中国人民放送局が伝えた。

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7日、一台の大型トラックが防城港市高速道路の料金徴収所に停車した。ドライバーは「雲南省から廃紙を運んできた」と話したが、この言葉が警察の警戒を呼んだ。雲南省から防城港市への輸送費は1万元(約14万円)以上はかかる。安価な廃紙では利益は出ないはずだ。不審に思った警察は警官2人を荷台に乗り込ませ、また車での追跡を実施、目的地を突き止めた。

荷物を検査したところ、廃紙に混じって発泡スチロールの箱8個が見つかった。中に入っていたのは何と熊の手。しかも173個も見つかった。このほかにもアナコンダの皮4枚、センザンコウ1頭が押収された。

専門家によると、熊の手は国家二級保護動物であるツキノワグマのもの。大きさから見てまだ未成熟の熊からとられたものだという。養殖場では成熟するまで待つため、おそらくは野生の熊を密猟したものと見られている。(翻訳・編集/KT)

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