中国人富裕層の個人旅行解禁、「年収制限はあくまでも参考」―日本政府観光局

Record China    2009年6月11日(木) 12時7分

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10日、日本の観光庁が7月から北京など3都市に住む年収25万元(約350万円)以上の中国人富裕層を対象に日本への個人旅行を解禁する問題で、日本政府観光局(JNTO)海外プロモーション部の部長が中国紙のインタビューに答えた。写真は広島。

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2009年6月10日、日本の観光庁が7月から北京など3都市に住む年収25万元(約350万円)以上の中国人富裕層を対象に日本への個人旅行を解禁する問題で、日本政府観光局(JNTO)海外プロモーション部の部長が中国紙・国際先駆導報のインタビューに答えた。

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インタビューに応じたのは同部の平田真幸部長。まず、個人旅行解禁のいきさつについて「近年多くの中国人観光客が来日するようになり、ニーズが多様化してきたため」と説明した。日本政府が2000年、中国人ツアー客向けに観光ビザを解禁して以来、9年間でその数は3倍近くも増加。同部長は「(個人旅行の解禁で)今年は日中の民間交流史上、記念すべき年になる」とその効果に期待感を示した。

だが、中国国内では「年収制限」を設けたことに批判の声が高まっている。同部長はこれについて「あくまでも参考と考えてもらいたい。その金額に届かなければ申請できないという訳ではない」と説明。欧州など諸外国の観光ビザ申請と同様か、もしくはさらに柔軟な対応が可能だと強調した。(翻訳・編集/NN)

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