米中は地球温暖化問題で協力すべき=一部に「協力は困難」の声あるが―米メディア

Record China    2009年6月12日(金) 8時59分

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9日、米中両国は地球温暖化問題で協力関係の強化を進めるべきだと米メディアが報じた。写真は山西省太原市の第一熱電廠。

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2009年6月9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版は、米中両国は地球温暖化問題で協力関係の強化を進めるべきだと報じた。

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番組はまず、米中両国首脳は地球温暖化問題が一刻を争う緊急事案であると認識しているとした上で、両国が協力関係を進めれば09年12月にコペンハーゲンで協議する「京都議定書後」の新たな枠組み作りに大きく貢献すると指摘した。

先月24日に訪中したペロシ米下院議長は、地球温暖化対策における両国の協力関係についての話し合いに重点を置いた。続いて訪中した米上院外交委員会のケリー委員長も4日に開かれた公聴会で「米中両国が協力する機会は非常に多い」と強調。6日に訪中したスターン気候変動問題担当特使も出発前の3日、米NGO団体との会談で、中国と対等な立場で話し合う考えを示している。

だが、米高官が相次ぎ訪中し協力関係の強化を図る中、米シンクタンク外交問題評議会のエコノミー上席研究員は「中国との協力は困難」と否定的だ。同研究員は「これまでの経験から時間の無駄になることは明らかだ」とする見解を示している。(翻訳・編集/NN)

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