<北朝鮮>「金正雲氏が後継者」の状況証拠いろいろ=正式発表は秋か―シンガポール紙

Record China    2009年6月10日(水) 10時5分

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2009年6月3日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は、北朝鮮が今年9月か10月には金正雲氏を正式な後継者として発表すると報じた。写真は2004年、金正日総書記誕生日のイベント。

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2009年6月3日、シンガポールの華字紙「聯合早報」は、北朝鮮が今年9月か10月には金正雲氏を正式な後継者として発表すると報じた。5日、国際在線が伝えた。

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韓国国家情報院関係者は「われわれの調べでは、北朝鮮は核実験強行後の5月28日には朝鮮労働党、人民軍、最高人民会議常任委員会、内閣、海外の北朝鮮大使館に、金正雲が後継者となったことが伝達されている」と明かしている。また金正雲氏を讃えるものと見られる歌「足音」が作られたのも有力な証拠となっている。その歌詞には「2月精神を発揚する金隊長の足音が聞こえる」とある。2月精神とはすなわち金正日総書記の意志を意味し、金隊長こと金正雲氏が後継者に選ばれたことを指し示す内容となっている。

金正日総書記の元専属料理人だった藤本健二氏の著作によると、金正雲氏は顔や体格などあらゆる面で父親に似ているとのこと。また政治問題の議論に加わることを好み指導者としての素質を備えていることから、金正日総書記のお気に入りとなったという。(翻訳・編集/KT)

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