パソコンにフィルタリングソフトの搭載義務化―中国

Record China    2009年6月9日(火) 22時19分

拡大

9日、中国工業情報化部は同日までに、7月1日以降、国内で販売するパソコンの全製品に、特定サイトへの接続を遮断する当局指定のフィルタリングソフトの搭載を義務付けることをメーカーなどに通知した。資料写真。

(1 / 4 枚)

2009年6月9日、中国工業情報化部は同日までに、7月1日以降、国内で販売するパソコンの全製品に、特定サイトへの接続を遮断する当局指定のフィルタリングソフトの搭載を義務付けることをメーカーなどに通知した。

その他の写真

9日付の人民日報(電子版)によると、フィルタリングソフトは「緑[土覇]−花季護航」という名称で、工業情報化部の指導を受けたメーカーが開発した。ポルノサイトや「有害サイト」への接続を遮断すると共に、インターネットの利用時間をコントロール、接続記録検索などの機能を持つ。

搭載義務の対象は国内生産のパソコンだけでなく、輸入製品も含まれる。既に5月末から全国の小中学校などでこのソフトを導入したパソコンの運用を始めており、5000万台が搭載しているという。

中国ではこのところ政府が「低俗」と判断するサイトなどへの規制が強化されている。当局はこのソフトの導入を通じてポルノサイトなどへの管理を強めると同時に、反体制的な内容に対する監視も強化するものとみられる。(翻訳・編集/東亜通信)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携