中国での就職希望者が増加、景気低迷も背景に―日本

Record China    2009年6月10日(水) 0時59分

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8日、中国での就職を希望する日本人が増加しているという。資料写真。

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2009年6月8日、日本の華字紙「中文導報」によると、中国での就職を希望する日本人が増加しているという。

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人材派遣会社のヒューマントラストはこのほど、中国での就職を希望する日本人を対象に職業紹介業務を開始した。まずは上海の日系企業の求めに応じ、200人を募集、彼らは主に日系企業のコールセンターなどで働くことになる。雇用形態は応募者と現地企業との直接契約で、給与のほか、住宅手当や語学研修、帰国費用の補助などを受けることができる。

こうした背景には経済の低迷がある。日系企業の多くは人件費削減のため、中国にカスタマーセンターなどを移転した。しかし、日本語が堪能な中国人を採用したものの、日本の習慣を理解できないため、日本人を採用する方式に転換する企業が増えている。また、経済発展にともない、中国では給与も上昇しており、そのことも中国で職を求める日本人増加の一因とみられる。(翻訳・編集/小坂)

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