兵馬俑の発掘調査再び、新発見への期待高まる―陝西省西安市

Record China    2009年6月9日(火) 18時23分

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今月13日より、陝西省西安市の兵馬俑1号坑で3回目の発掘調査が行われる。これまで発掘されていない官吏の俑などの発見が期待されており、新たな謎解明が待たれる。写真は兵馬俑1号坑。

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2009年6月8日、陝西省文物部門の発表によると、「20世紀最大の発見」と呼ばれる同省西安市の兵馬俑1号坑で、今月13日から3回目の発掘調査が行われることが分かった。中国新聞社の報道。

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兵馬俑は1974年、秦始皇帝稜の東5km地点で発見され、79年から一般公開されている。これまで多くの専門家が大規模な発掘調査を行っており、現在でも続いている。

兵馬俑1号坑は1万4260平米の長方形で、主に戦車や歩兵などの俑が6000体収められていると考えられている。78年、84年とこれまでに2回行われた発掘調査では、合計4000平米を調査している。今回は200平米が調査対象とされ、これまで発掘されていない官吏の俑などの発見が期待されており、新たな謎解明が待たれる。本来は彩色が施されていた俑の保存技術も試されることとなる。(翻訳・編集/愛玉)

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