2009年6月8日、中国上海を訪問中の米ルイジアナ州ニューオーリンズ市のネーギン市長夫妻が、新型インフルエンザ（H1N1型）の疑いがある患者と同じ航空機内で濃厚接触したとして、中国当局に隔離されていたことが分かった。英BBC放送の中国語版が伝えた。

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同市市長室報道官によれば、市長夫妻と同行の警護担当者1人は現在、上海市内のホテルで隔離措置を受けている。今のところ症状は出ていない。中国当局から丁重な扱いを受けているという。

市長一行は5日、ニューヨークから上海に向けて出発したとされているが、搭乗した便などに関する情報は明かされていない。ネーギン市長は経済発展に関する問題で、中国とオーストラリアを10日間にわたって歴訪する予定だった。（翻訳・編集/NN）