<北朝鮮>三男への権力移譲が「内定」?専門家からは疑問の声も―中国紙

Record China    2009年6月5日(金) 9時32分

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2009年6月、各韓国メディアは「金正日総書記の後継者として三男の金正雲氏が内定した」と報じている。4日、中国紙・環球時報は同問題に関する専門家の分析を掲載した。写真は2004年2月16日、金正日総書記の誕生日を祝う式典。

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2009年6月、各韓国メディアは「金正日総書記の後継者として三男の金正雲氏が内定した」と報じている。4日、中国紙・環球時報は同問題に関する専門家の分析を掲載した。

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環球時報前北朝鮮特派員の徐宝康(シュー・バオカン)氏は北朝鮮の最高指導者継承については決まった手続きがないと指摘。しかし最低でも朝鮮最高人民代表会議代議員に当選する必要があり、金正雲氏はまだ当選していないと「内定報道」に疑義を呈した。

中国共産党中央党校国際戦略研究所の張[王連]瑰(ジャン・リエンクイ)教授は金日成から金正日への権力移譲にあたっては、後継者と連れだっての軍視察や式典参加などが漸進的に行われたと指摘した。金正雲氏はこの条件を満たしてはいないが、2人での軍視察などは不可欠な要件とまではいえず、最終的な問題は血縁の有無になるとコメント。前回と同じ権力移譲のステップを踏まず、急きょ金正雲氏が後継者となる可能性もあると認めた。(翻訳・編集/KT)

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