<レコチャ広場>残虐シーンで反日感情が爆発、映画「南京!南京!」がネット公開―中国

Record China    2009年6月5日(金) 12時51分

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09年5月、個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、映画「南京!南京!」が大きな反響を呼んだことについて紹介した。ある中国人は「持っている日本車を壊したくなった」と話すほど大きな衝撃を受けたという。写真は「南京!南京!」の劇中写真。

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2009年5月、レコードチャイナのライターによる個人ブログ「21世紀中国ニュース」は、映画「南京!南京!」が大きな反響を呼んだことを伝えた。ある中国人は「持っている日本車を壊したくなった」と話すほど大きな衝撃を受けたという。

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同ブログの内容は以下の通り。

今年4月、南京大虐殺を描いた映画「南京!南京!」が公開されました。レコードチャイナによると、なんと興行収入1億元(約14億円)を超える大ヒットを記録しています。馮小剛、チャン・イーモウ、陳凱歌、寧浩に続く「1億元監督」の仲間入りだとか。

もともと70周年になる2007年公開を目指していたそうですが、反日感情を激化させる恐れがあると当局がなかなかシナリオを認可せずここまで遅れてしまったとのこと。しかしその影響力は凄まじく、なにげに反日機運が高まっているようです。麻生太郎首相が訪中した際には、「麻生首相に『南京!南京!』を見させるべき」との意見も広がりました。

私の中国人の友人は「メイドインジャパン」好きで、三菱ランサーを自慢げに乗り回していたのですが、映画を見終わった後は「車をぶち壊したくなった!」とのたまわっていました。暴力シーン、慰安所のシーンなど残虐なシーンが多く、トラウマを植え付けられた中国人が多数いるとのこと。産経新聞の元中国特派員、福島香織さんは「一言でいえば、才能のある人間がプロパガンダ映画をつくれば間違いなく脅威であるということ」とコメント。

まだ日本公開は決まっていないようですが、これだけ話題になったので公開は間違いないところではないでしょうか?「日本語字幕がなくても見てみたい!」という方は、中国のポータルサイト・捜狐のネット公開をどうぞ。まだ劇場公開も終わっていないうちからネットで正規版が公開されるのはさすが中国というスピード感です。

言葉がわからなくても、戦闘シーンや暴行シーン、また女子大生を使った従軍慰安所のシーンなど、「子どもたちに見せるべきではない」「トラウマを植え付ける」と話題になった迫力は伝わってくるでしょう。(筆者:chinanews)

■「21世紀中国ニュース」は中国在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀は中国の世紀』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中国関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。

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