<中華経済>西気東輸、09年末には第2ルートでも天然ガスの輸送開始―中国

Record China    2009年6月5日(金) 6時18分

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2日、中国石油天然気集団公司の副総経理は「西気東輸プロジェクト」第2ルート西部分のパイプライン溶接工事が今年5月末までに完了し、年末には天然ガスの輸送を開始できる見通しとなったことを明らかにした。資料写真。

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2009年6月2日、中国石油天然気集団公司(ペトロチャイナ)の副総経理は西気東輸(=西部地区の天然ガスをパイプラインで東部へ輸送)プロジェクトの第2ルート西部分のパイプライン溶接工事が今年5月末までに完了し、年末には天然ガスの輸送を開始できる見通しとなったことを明らかにした。4日付で中国新聞社が伝えた。

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複数の省をパイプラインで結んで天然ガスを輸送する大型プロジェクト「西気東輸・第2ルート」の着工セレモニーが08年2月22日に開催され、第2ルートは「東部分」と「西部分」に分割されることが明らかになった。うち、第2ルート西部分では新疆ウイグル自治区甘粛省・寧夏回族自治区・陝西省の4地区を経由する総延長2745キロメートルのパイプラインを建設し、今年末までに稼動を開始する予定になっている。

第2ルート全工程のパイプラインは、メインライン1本とサブライン8本から構成されており、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州霍城県のホルゴスを起点に、甘粛省など14省(自治区・直轄市含む)を経由し、総延長は9100キロメートルに及ぶ。第2ルートの全工程は2011年末に完成する予定で、完成すると天然ガスの輸送量は年間300億立方メートルに達する。(翻訳・編集/東亜通信)

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