2009年6月1日、中国財務部は3月27日から5月22日にかけて、地方政府債券の代理発行を26回実施し、地方政府の資金1118億元を集めた。この間、債券の発行市場および流通市場での取引はスムーズで安定していたという。

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財務部では今年、地方政府債券2000億元分の代理発行を予定しており、これにより集めた資金は、中央政府と共同で行う公益性建築物の建設プロジェクトや、社会投資を促すような公益性の高いプロジェクトに利用される。これまでに同部が発行した地方政府債券は、23の省（自治区、直轄市などを含む）に及んでいる。

これらの地方政府債券は、国債と同様のペーパーレス方式（記帳式）で発行され、利率は入札の状況に基づき決定される。同部によると、地方政府債券の信用度は国債とほぼ等しく、投資の対象としてのニーズは安定しており、購入先は商業銀行が中心になっている。5月22日までに発行された1118億元分の地方政府債は、ほぼ全額が銀行間の債券市場で取引された。（翻訳・編集/東亜通信）