<中台>野党・独立派幹部が続々と「中国詣で」―台湾

Record China    2009年6月1日(月) 22時7分

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5月29日、台湾の野党・民進党の陳菊高雄市長が中国本土を訪問したことを受け、同党幹部が続々と訪中の意向を示している。写真は先月21日、北京を訪問した陳高雄市長。

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2009年5月29日、台湾の野党・民進党の陳菊(チェン・ジュー)高雄市長による中国訪問の成功を受け、同党幹部が続々と訪中の意向を示している。中国の大手ポータルサイト・捜狐が伝えた。

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陳市長は先月21日から4日間の日程で訪中。民進党はこれまで台湾独立派として中国側と対立を続けてきたが、党内でも「穏健派」の陳市長を中国側は異例の厚遇で迎えた。これがきっかけとなり、同党の許添財(シュー・ティエンツァイ)台南市長の訪中も決定するなど、党内の「訪中熱」が本格化しそうな勢いだ。こうした流れに対し、同党の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席は、国民党の対中政策を「売国奴」から「不健康」へと語気を弱めた上で、「我々は内部規定を設ける。国民党とは違う」との考えを示した。

台湾は年末に市長選、12年には総統(大統領に相当)選が控えている。民進党内ではこれまでのような対中強硬路線では選挙に勝てないとする声も高まっていることから、今後は台湾の主体性を守りながら「健全な」交流を図っていく方針に転換すると見られている。(翻訳・編集/NN)

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